前回の続きです。
前回:10代の頃の熱意が10年たってなくなってしまった① - 怠惰な日常
まとめるとタイトルのままだが、10代の頃の熱意が無くなり努力ができなくなって困っているといった内容だ。
まあそれ以上、それ以下では無いのだが、いい加減対処しないといけないと思っている。
対処するにはまずは原因の分析が大切だ。これは正直わかりきっている。
情けない話になるのだが彼女の存在である。
彼女ができたことによってある程度人生に満足していてしまっている。人によっては高がそれしきのことで努力を怠る理由になることに驚くかもしれない。
ただ、これは一般的な男性にはわからないと思う。筆者は非モテである。顔は大きく、不細工で低身長。ルックスではまず周りに勝てないし、これが原因で男からはいじめられるし、女からは気持ちが悪いと言われる。こっちから何もしていないのに存在しているだけでこんな扱いだ。
これが原因で他者から認められていない気持ちになるのだ。
自分の存在価値とか男としての価値が全くないように感じていた。
このコンプレックスだったりを解消するべく必死に努力して男として価値が無くても、人として価値ができるよう努力してきたし、馬鹿にしてきた同級生を見返すための努力もしてきた。
結果、自分には十分すぎる彼女ができてしまった。
女性に受け入れてもらえるという経験を通して自信もついたし、自尊心とかが満たされてしまった。
これだけではない。世間ではいい大学といわれるような所に入れたし、大学の部活動ではキャプテンも任された。そして今はそこそこの企業にいる。年収も平均以上はもらっていてお金に困っていない。
そんなこんなで他者から認められるとか、女性に受け入れてもらうという事をモチベーションにしていたのだが、満たされてしまい努力のモチベーションが無くなってしまった。
もとは不細工だったし(これは今もか…)、運動できなかったし、頭も悪かったのでいじめられて、普通の生活が送りたいし生きていていいと思われたいと日々願うばかりであったが、今となっては普通以上の人生を歩めていると思う。
いい事ではあるのだが多少の向上心を無視して妥協して生きていける。これくらい満足してしまった以上頑張れない。
ここからの頑張り方を教えてほしい。まだ人生は半分も終わっていない。
まだまだ頑張り続けなければいけないこの社会で生きていける気がしない。